僕のヒーローアカデミア（ヒロアカ）に登場する、災害救助のエキスパートであり雄英高校の教師も務める「13号（じゅうさんごう）」。
宇宙服のようなモコモコとしたコスチュームに身を包み、その正体は長らく謎に包まれていました。
「中身はどうなっているの？」「素顔が意外とかわいいって本当？」と気になっている方も多いのではないでしょうか。
この記事でわかること
- 13号のプロフィールと個性「ブラックホール」の強さ
- ついに明かされた素顔の正体と性別に関する考察
- USJ事件での重傷や死亡説、最終決戦での安否
この記事を読めば、謎多きスペースヒーロー・13号の知られざる魅力と、物語における重要な役割のすべてがわかります！
購読意識を高める一文：原作で一瞬だけ描かれた「衝撃の素顔」を知れば、あなたも間違いなく13号先生のファンになるはずです。
執筆者プロフィール
13号（スペースヒーロー）のプロフィールと基本情報
まずは、雄英高校の生徒たちからも慕われている13号先生の、基本的なプロフィールから紐解いていきましょう。
謎めいた外見とは裏腹に、判明しているデータは意外と詳細に設定されています。
本名・年齢・誕生日の詳細データ
13号のヒーロー名は「スペースヒーロー・13号」ですが、本名もしっかりと設定されています。
本名は「黒瀬 十三」と書いて、「くろせ あなん」と読みます。
13号のプロフィール情報
| 項目 | 内容 |
| ヒーロー名 | スペースヒーロー・13号 |
| 本名 | 黒瀬 十三（くろせ あなん） |
| 年齢 | 28歳（初登場時） |
| 誕生日 | 2月3日 |
| 身長 | 180cm |
| 好きなもの | 博物館、ドキュメンタリー |
名前の「十三（あなん）」は、有名なSF作品やスペースコロニーに関連する言葉遊びが含まれているとも言われています。
身長は180cmと意外に高く、あの宇宙服のようなコスチュームのボリューム感を考えると、かなり大柄な存在感があります。
災害救助専門プロヒーローとしての活動
13号は、ヴィランと戦う戦闘タイプのヒーローではなく、災害救助を専門とする「レスキューヒーロー」です。
自ら「USJ（ウソの災害や事故ルーム）」という演習場を作り、生徒たちに救助のノウハウを教えています。
救助活動におけるスタンス
- 「個性は人を助けるためにある」が信条
- 戦闘よりも人命救助を最優先する
- 環境利用や瓦礫撤去のエキスパート
その優しくも力強い指導方針は、麗日お茶子をはじめとする多くの生徒たちに大きな影響を与えました。
「力を傷つけるためではなく、助けるために使う」という教えは、ヒロアカの根幹を成すテーマの一つです。
性格や話し方の特徴と生徒への対応
性格は非常に穏やかで、誰に対しても丁寧語で話すのが特徴です。
一人称は「ボク」で、中性的な口調が生徒たちに安心感を与えています。
たとえ敵であるヴィランに対しても、まずは説得を試みようとするなど、平和主義的な一面も持ち合わせています。
しかし、いざ生徒に危険が及ぶとなれば、我が身を挺して守ろうとする芯の強さも持っている、まさに理想の教師像と言えるでしょう。
13号の個性「ブラックホール」の最強能力と弱点
13号の最大の特徴といえば、指先から放たれる強力な個性「ブラックホール」です。
チート級とも呼ばれるその能力の詳細と、意外な弱点について解説します。
なんでも吸い込むブラックホールの破壊力
個性「ブラックホール」は、指先のキャップを開放することで、あらゆるものを吸い込み、塵に変えてしまう能力です。
物質だけでなく、光や音さえも飲み込んでしまう可能性がある、極めて強力な個性です。
「ブラックホール」の能力詳細
- 効果: 対象を吸引し、原子レベルで圧壊・粉砕する
- 射程: 中距離〜遠距離まで対応可能
- 威力: 建物や巨大な瓦礫も一瞬で消滅させる
もし殺意を持って使えば最強クラスの殺傷能力を誇りますが、13号本人はこれを「救助のための力」として、瓦礫の撤去などに使用しています。
この「使いようによっては危険すぎる力」をコントロールしている点も、13号の凄さの一つです。
キャパシティや使用制限などの弱点
一見無敵に見えるブラックホールですが、弱点も存在します。
それは、自分自身が吸い込んだもののダメージを負うリスクや、精密な動作が難しい点です。
特に、空間を削り取るような能力であるため、味方が近くにいる乱戦では使い所が非常に限られます。
また、コスチュームが破損すると能力の制御が難しくなる描写もあり、装備に依存している部分も少なからずあるようです。
戦闘よりも救助に向いている理由
前述の通り、ブラックホールは破壊力が強すぎるため、対人戦闘（特に捕縛を目的とする場合）には不向きです。
相手を殺さずに制圧するには、極めて繊細なコントロールが必要となります。
戦闘における制約リスト
- 殺傷性が高すぎるため手加減が難しい
- 広範囲を巻き込むため市街地や混戦で使いにくい
- 背後や死角からの攻撃に弱い
そのため、13号は「戦うこと」よりも「障害物を取り除くこと」に特化し、災害現場でのスペシャリストとしての道を極めました。
自分の個性の特性を理解し、最適な場所で力を発揮する姿勢は、プロヒーローの鏡です。
13号の素顔がかわいいと話題！ついに公開された真実
長年、ファンの間で議論の的となっていた「13号の中身」。
ついに原作でその素顔が明かされ、SNSを中心に「かわいすぎる！」と大きな話題になりました。
原作・アニメで素顔が明かされたタイミング
13号の素顔が初めて明確に描かれたのは、原作コミックス33巻（第322話）およびアニメ第6期のクライマックス付近です。
それまでも、コスチュームの隙間から目元が見えるような演出はありましたが、はっきりと顔全体が出たのはここが初めてでした。
戦いの中でヘルメットが破損し、その下から現れた素顔は、多くの読者の予想を裏切るものでした。
このシーンは一瞬の出来事でしたが、そのインパクトは絶大で、即座にトレンド入りするほどの反響呼びました。
「美少女」「ボブカット」と言われる容姿の特徴
公開された13号の素顔は、パッチリとした大きな目と、ショートボブのような髪型をした、非常に整った顔立ちでした。
これまでの「ガタイの良い宇宙服」というイメージからは想像もつかないほどの美形だったのです。
素顔の特徴まとめ
| パーツ | 特徴 |
| 髪型 | 茶髪（アニメ版）のショートボブ |
| 目元 | まつ毛が長く、大きな瞳 |
| 雰囲気 | 知的で優しそうな美少女・美女風 |
| ギャップ | 28歳とは思えない若々しさ |
「美少女」「美女」といった感想が飛び交い、「推し変した」というファンも続出しました。
あの独特なコスチュームの中に、こんな素敵な素顔が隠されていたとは驚きですよね。
宇宙服の中身に対するファンの反応
この素顔公開に対し、ネット上では驚きと歓喜の声が溢れました。
「もっとゴツイおじさんだと思ってた」「中身がない（ガス状）説もあったのに！」など、いい意味で期待を裏切られた人が多かったようです。
また、13号が自身の容姿を隠して活動している理由についても、「見た目で判断されず、救助活動に専念するためでは？」といった考察がなされました。
いずれにせよ、このギャップ萌えによって、13号の人気はさらに急上昇することとなりました。
13号の性別は男？女？声優や体型から徹底検証
素顔が公開されたとはいえ、公式ファンブックなどで「性別」の項目が明確に記載されたことは稀です。
ここでは、様々な要素から13号の性別について検証していきます。
公式設定における性別の扱いと不詳説
ヒロアカの公式キャラクターブック（ウルトラアーカイブ等）において、13号の性別欄は長らく明記されていませんでした。
そのため、初期の頃は「性別不詳」キャラとして扱われることが多かったのです。
しかし、素顔が公開された現在、外見的な特徴から「女性」である可能性が極めて高いと考えられています。
それでも、本人があえて公言していないことから、性別にとらわれないヒーロー像を体現しているとも言えます。
担当声優・犬山イヌコさんの声質からの推測
アニメで13号を演じているのは、ベテラン声優の「犬山イヌコ」さんです。
犬山さんは『ポケットモンスター』のニャース役などで有名ですが、独特なハスキーボイスが特徴です。
声質の特徴
- 少年のような響きを持つハスキーボイス
- 中性的で年齢不詳なトーン
- 落ち着きがあり、母性を感じる瞬間も
女性声優が担当していることからも女性説が有力ですが、少年役もこなす犬山さんの声だからこそ、中性的な魅力が保たれています。
この絶妙なキャスティングが、13号のミステリアスな雰囲気をより一層引き立てています。
一人称「ボク」と体型からの考察
13号の一人称は「ボク」です。
現実でも女性が「ボク」を使うことはありますが、フィクション作品においては「ボクっ娘」というジャンルがある通り、女性キャラの記号として使われることもあります。
また、身長180cmという大柄な設定ですが、コスチュームを脱いだ際の体型（首元や肩のライン）は比較的華奢に描かれています。
これらの要素を総合すると、「一人称ボクの、長身でショートカットの女性」というのが、現在の最も有力な見解です。
13号は死亡した？USJ襲撃事件と重傷の真相
物語の序盤、USJ（ウソの災害や事故ルーム）で起きたヴィラン連合襲撃事件。
ここで13号は瀕死の重傷を負い、一時は死亡説まで流れました。その真相を振り返ります。
黒霧との戦いで背中を負傷した経緯
USJ襲撃時、13号は生徒たちを逃がすために、ワープ能力を持つヴィラン「黒霧（くろぎり）」と対峙しました。
ブラックホールで黒霧を吸い込もうとしましたが、黒霧はワープゲートを使ってその吸引力を13号自身の背中に向けさせました。
結果、13号は自分の個性によって背中のコスチュームと肉体をえぐり取られるという、凄惨なダメージを負ってしまいます。
戦闘の経緯
- 生徒を守るため黒霧にブラックホールを発動
- 黒霧がワープゲートを展開
- ブラックホールの出口が13号の背後に出現
- 自身の能力で背中を大破しダウン
まさに「自分の力で自滅させられる」という、敵の巧妙な策にはまってしまったのです。
死亡説が流れた理由と実際の容体
この時、背中が大きく裂け、動けなくなった13号の姿を見て「死んでしまったのでは？」と不安になった視聴者も多くいました。
しかし、リカバリーガールなどの治療により、一命を取り留めています。
とはいえ、その傷は深く、しばらくの間は入院とリハビリを余儀なくされました。
この事件は、プロヒーローであっても死と隣り合わせであるという現実を、生徒たちに突きつけることになりました。
復帰後の活動と生徒たちへの教え
幸いにも回復した13号は、その後現場に復帰し、林間合宿や期末テストなどで再び教鞭を執っています。
USJでの敗北を糧に、生徒たちには「個性の相性」や「状況判断」の重要性をより熱心に説くようになりました。
特に、青山優雅とお茶子との期末テスト対決では、圧倒的なパワーを見せつけつつも、彼らの成長を促すような戦い方をしています。
死線をくぐり抜けたことで、教師としての深みがさらに増したと言えるでしょう。
13号と相澤消太（イレイザーヘッド）や他の先生との関係
雄英高校の職員室における13号の立ち位置や、他の先生たちとの関係性もファンにとっては気になるところです。
特に相澤先生とのコンビネーションについて掘り下げます。
USJでの共闘と相澤先生との連携
USJ襲撃時、相澤先生（イレイザーヘッド）が前線で戦い、13号が生徒の避難誘導を担当するという役割分担が瞬時に行われました。
相澤先生は13号の戦闘不向きな特性を理解しており、「おまえの個性は戦闘向きじゃない」と気遣う言葉もかけています。
二人の連携ポイント
- 相澤: 前線での近接戦闘・敵の足止め
- 13号: 後方支援・生徒の守護・広範囲制圧
タイプは真逆ですが、互いの実力を認め合っている信頼関係が垣間見えます。
この阿吽の呼吸は、長年同じ職場で働いてきた同僚ならではのものでしょう。
雄英高校教師陣との仲良しエピソード
13号は、プレゼント・マイクやミッドナイトなど、他の個性豊かな教師陣とも良好な関係を築いています。
職員会議などでは、熱くなりすぎるメンバーをなだめたり、冷静な意見を出したりする調整役のような一面も見られます。
スピンオフ作品やドラマCDなどでは、先生たちの飲み会や日常会話で、13号がいじられキャラとして可愛がられている様子も描かれることがあります。
生徒たち（デクやお茶子）からの信頼
デクやお茶子にとって、13号は憧れのレスキューヒーローです。
特にお茶子は、自身の個性「無重力（ゼログラビティ）」が救助に向いていることから、13号をロールモデルとして尊敬しています。
13号もまた、お茶子の格闘術習得や精神的な成長を温かく見守ってきました。
師弟のような、親子のような温かい関係性が、二人の間には築かれています。
13号のアニメ声優情報と出演シーンまとめ
アニメ版ヒロアカにおける13号の魅力は、声優さんの演技と迫力ある映像表現にあります。
ここで改めて、声優情報と見どころを紹介します。
声優・犬山イヌコさんのプロフィール
前述の通り、13号の声を担当しているのは犬山イヌコさんです。
舞台女優としても活躍されており、その演技力は折り紙付きです。
主な出演作品
- 『ポケットモンスター』シリーズ（ニャース）
- 『シャーマンキング』（小山田まん太）
- 『みどりのマキバオー』（マキバオー）
コミカルな役からシリアスな役まで幅広くこなす犬山さんが演じることで、13号の「優しさ」と「プロとしての厳しさ」が同居するキャラクターが見事に表現されています。
アニメでの名言や印象的なセリフ
13号には、ヒーローの本質を突く名言がいくつもあります。
「個性という力は容易く人を殺せる。しかし同時に人を救ける事もできる」
USJでのこの演説は、物語のテーマを象徴する重要なセリフです。
また、敵に立ち向かう際の「参りましょう」といった、丁寧ながらも覚悟を決めたセリフもかっこいいですよね。
動画配信サービスで13号の活躍をチェック
13号の活躍や、衝撃の素顔シーンをアニメで確認したい方は、以下の動画配信サービスがおすすめです。
- U-NEXT: アニメ全期に加え、劇場版やOVAも網羅されています。無料期間を使えば一気見も可能です。
- Hulu: ヒロアカの配信が早く、見逃し視聴に最適です。
- DMM TV: アニメ特化のサービスで、月額料金を抑えたい方におすすめです。
特に第1期と第6期は13号の重要なエピソードが含まれているので、ぜひチェックしてみてください！
13号の現在と最終回に向けた活躍の行方
物語の最終章、全面戦争において13号はどうなったのでしょうか。
激化する戦いの中での13号の状況と、噂される「欠損」について解説します。
最終決戦での役割と戦いぶり
最終決戦において、13号はヒーローたちと共に最前線で戦いました。
敵の拠点を制圧するため、その強力なブラックホールで障害物を撤去し、道を切り開く役割を担いました。
かつては「戦闘向きではない」と言われていましたが、経験を積み、実戦でも十分に通用する立ち回りで貢献しています。
左腕を失ったという噂の真相
残念ながら、最終決戦の激闘の中で13号は左腕を肘から先あたりまで失う重傷（欠損）を負ってしまいます。
これは、最後の力を振り絞って敵の攻撃を防いだり、ブラックホールを限界まで行使した代償とも言われています。
最終決戦でのダメージ
- 左腕の欠損（義手になる可能性が高い）
- 全身に及ぶ激しい損傷
しかし、それでも彼女（彼）は退くことなく、最後まで生徒たちや仲間を守るために立ち続けました。
その姿は、痛々しくも誰よりカッコいい「真のヒーロー」そのものでした。
ヒーロー社会における今後の立ち位置
戦いが終わった後、13号がどのような道を歩むのかは、希望に満ちています。
たとえ片腕を失っても、その知識と経験、そして「救ける心」は失われていません。
今後は現場に出る回数は減るかもしれませんが、雄英高校の教師として、次世代のヒーローを育成することにさらに力を入れていくでしょう。
13号の教えを受けた生徒たちが、新たな平和の象徴として羽ばたいていく未来が想像できます。
ヒロアカ13号に関してよくある質問
13号の素顔は何巻で見られますか？
13号の素顔は、原作コミックスの33巻、第322話「大爆殺神ダイナマイト」の中で見ることができます。アニメでは、第6期の第136話「デクvsA組」付近で描かれています。一瞬のシーンですが、ヘルメットが割れて素顔が露わになる衝撃的な場面です。
13号の本名「黒瀬十三」の読み方は？
13号の本名は「黒瀬 十三」と書いて、「くろせ あなん」と読みます。「十三」を「あなん」と読ませるのは珍しいですが、SF用語やスペースコロニーに関連するネーミングだと言われています。
13号は結婚していますか？
現在、公式情報として13号が結婚しているという事実は確認されていません。作中で恋愛やパートナーに関する描写もなく、独身である可能性が高いです。生徒想いの熱心な先生なので、今は仕事と教育に情熱を注いでいるのかもしれません。
まとめ
今回は、ヒロアカの頼れるレスキューヒーロー、13号について解説しました。
謎多き宇宙服の下に隠された素顔や、生徒を想う熱いハートを知れば、さらに好きになること間違いなしです。
本記事のまとめ
- 13号の正体は、ショートボブの似合う美少女（女性の可能性大）。
- 個性「ブラックホール」は最強クラスだが、救助のために使っている。
- USJ事件や最終決戦で重傷を負うも、命を懸けて生徒を守り抜いた。
13号先生の教えである「個性は人を救けるためにある」という言葉は、ヒロアカという作品の魂そのものです。
ぜひ、アニメや原作を見返して、13号先生の活躍や細かい描写を探してみてくださいね。
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