『HUNTER×HUNTER』のアニメシリーズは新旧合わせて非常に長く、さらに劇場版(映画)が2本公開されています。
「映画はどっちから見ればいいの?」
「アニメのどのタイミングで見ると話が繋がる?」
そんな疑問を持つ方のために、今回はハンターハンターの映画を見る正しい順番と、アニメ本編との時系列の繋がりを完璧に整理しました。
結論から言うと、公開順に見るのが正解ですが、アニメの進行度によってはネタバレになる可能性もあるため注意が必要です。
この記事では、各映画のあらすじや見どころ、そして幻の「0巻」との関係までを詳しく解説します。
この記事でわかること
- 劇場版2作(緋色の幻影、The LAST MISSION)のおすすめ視聴順
- アニメ本編のどこに該当する時系列なのかという詳細設定
- 原作者・冨樫義博先生が関わった「クラピカ追憶編」との重要な繋がり
これを読めば、時系列の混乱なく、ゴンやキルア、クラピカたちの活躍を120%楽しむことができますよ!
ハンターハンター映画を見る順番は「公開順」がベスト

ハンターハンターの劇場版はこれまでに2作品公開されています。
結論から言えば、「公開された順番」に見るのが最もスムーズで分かりやすいです。
まずは、基本のタイトルと順番を押さえておきましょう。
1作目と2作目の公開順リスト
見るべき順番は以下の通りです。
- 『劇場版 HUNTER×HUNTER 緋色の幻影(ファントム・ルージュ)』(2013年1月公開)
- 『劇場版 HUNTER×HUNTER -The LAST MISSION-(ラスト・ミッション)』(2013年12月公開)
この2作はストーリー上の直接的な繋がり(続き物)ではありませんが、制作された時期やキャラクターの成長度合いを考慮すると、この順番で見るのが自然です。
どちらもマッドハウス制作(2011年版アニメ)のスタッフによって作られており、作画や演出のクオリティは保証付きです。
どちらから見ても話は通じる独立したストーリー
「時間がなくて片方しか見れない!」という場合でも安心してください。
2つの映画はそれぞれ独立したエピソードとして描かれているため、2作目から見ても話が分からなくなることはありません。
- 緋色の幻影: クラピカと幻影旅団の因縁がメイン。
- ラストミッション: ネテロ会長とハンター協会の闇、ゴンとキルアの友情がメイン。
自分の推しキャラが登場する方や、興味のあるテーマの方から見始めても全く問題ありません。
ただし、アニメ本編の知識(念能力の基本など)は前提として必要になります。
アニメを見ていない初心者がいきなり映画を見ても大丈夫?
正直に言うと、アニメや原作を全く知らない状態で映画を見るのはおすすめしません。
映画内でのキャラクター説明は最低限しかなく、「ゴンとキルアが親友であること」や「クラピカが旅団を憎んでいること」などは既知の事実として話が進みます。
最低でも、以下の知識を持ってから見ることを推奨します。
- 緋色の幻影: 「ヨークシンシティ編」まで見終わっていること。
- ラストミッション: 「グリードアイランド編」まで見終わっていること。
もしアニメをまだ見ていない場合は、U-NEXTやDMM TVなどでテレビシリーズを予習してからの方が、感動の深さが段違いですよ。
1作目『緋色の幻影(ファントム・ルージュ)』の時系列とあらすじ

記念すべき劇場版第1作目である『緋色の幻影』。
この作品は、原作ファンにとっても見逃せない重要なバックボーンを含んでいます。
ここでは、その時系列と内容について深掘りします。
時系列は「ヨークシン編」と「GI編」の間
『緋色の幻影』の物語は、テレビアニメ(2011年版)で言うと、第58話(旅団編終了)から第59話(グリードアイランド編開始)の間に位置すると考えられます。
幻影旅団との激闘が終わり、クロロが念を封じられ、パクノダが死亡した直後のタイミングです。
- ゴン・キルア: 念の基礎を修得済み。
- クラピカ: 旅団との戦いを終え、喪失感と新たな目的の間で揺れている時期。
- レオリオ: 医大生としての活動の合間。
物語の冒頭で、クラピカの「緋の目」が奪われる事件が発生し、ゴンたちがそれを助けるために動くという流れになります。
旅団編の熱が冷めやらぬうちに起きた、もう一つの事件として楽しめます。
冨樫義博先生の未公開ネームが原作の特別版
この映画の最大の特徴は、原作者である冨樫義博先生が約10年前に描いた「未公開ネーム(幻の原稿)」を元に構成されている点です。
本来は原作漫画で描かれる予定だった「クラピカの過去」や「クルタ族虐殺の真実」の一部が、この映画の核となっています。
つまり、映画オリジナルストーリーでありながら、「半公式」とも言える重要な設定が含まれているのです。
特に、幼少期のクラピカと親友パイロのエピソードは必見で、原作ファンなら涙なしには見られません。
幻影旅団(クモ)の偽物と「オモカゲ」の存在
敵役として登場するのは、元・幻影旅団No.4のオモカゲという男です。
彼はヒソカが入団する前のNo.4であり、他人の能力や姿を模倣する人形を作る能力を持っています。
映画内では、オモカゲの能力によって死んだはずのウボォーギンやパクノダが人形として再登場します。
「旅団vs旅団(の人形)」というドリームマッチが見られるのも、この映画ならではの魅力です。
旅団ファンにとっては、メンバーの意外な一面が見られる神作品と言えるでしょう。
2作目『The LAST MISSION(ラストミッション)』の時系列とあらすじ

劇場版第2作目となる『The LAST MISSION』は、ハンター協会の歴史と闇に焦点を当てた、バトル要素の強い作品です。
ゴンとキルアの友情にも亀裂が入るような、シリアスな展開が待っています。
時系列は「グリードアイランド編」の後
『ラストミッション』の時系列は、グリードアイランド(G.I)編をクリアした後、キメラアント編が始まる直前あたりと推測されます。
アニメの話数で言えば、第75話前後のタイミングです。
- ゴン・キルア: ビスケの修行を経て大きくパワーアップしている。
- 舞台: 天空闘技場で開催されるバトルオリンピア。
- ズシ: 久しぶりに登場し、成長した姿を見せる。
G.I編で強くなった二人が、久しぶりに天空闘技場を訪れるという設定なので、アニメの流れとしても違和感なく入り込めます。
ハンター協会の「影」とネテロ会長の過去
この映画のテーマは、ハンター協会の「光と影」です。
かつてネテロ会長と共にハンター協会を支えていたが、ある事件をきっかけに闇に堕ちた男・ジェドが敵として立ちはだかります。
「怨(オン)」と呼ばれる、念とは対極にある呪いのような力を使う敵に対し、ネテロ会長自身も戦場に立ちます。
原作ではあまり語られないハンター協会の暗部や、ネテロの過去の因縁が描かれるため、世界観をより深く知りたい人におすすめです。
ゴンとキルアの友情と「怨」の力
本作の見どころの一つは、敵の能力「怨」に侵されそうになるゴンと、それを必死に止めようとするキルアのドラマです。
キメラアント編でも描かれた「危ういゴンの精神性」と「キルアの献身」が、この映画でも重要なテーマになっています。
敵の言葉に惑わされ、闇落ちしかけるゴン。
そんなゴンを必死に呼び戻そうとするキルアの叫び。
二人の絆が試される展開は、ファンなら胸が熱くなること間違いなしです。
アニメ「1999年版」と「2011年版」どちらを見るべき?

映画を見るにあたって、「アニメが2種類あるけど、どっちを見ればいいの?」という疑問を持つ方も多いでしょう。
映画との親和性を考えると、答えは明確です。
映画はマッドハウス制作の「2011年版」準拠
2本の劇場版は、どちらも2011年から放送された日本テレビ版(マッドハウス制作)のアニメシリーズの一環として作られています。
そのため、声優陣(潘めぐみさん、伊瀬茉莉也さん等)やキャラクターデザイン、色彩設定などはすべて2011年版と同じです。
もし映画を見るための予習をするなら、迷わず2011年版(新アニメ)を視聴してください。
1999年版(旧アニメ)は雰囲気が異なり、声優さんも違うため、映画を見ると違和感を感じてしまうかもしれません。
声優や作画の雰囲気を統一するなら新アニメ
新アニメ版は、原作に忠実でテンポが良く、アクションシーンの作画も現代的で非常に綺麗です。
映画もこの流れを汲んでおり、特に念能力を使ったバトルの演出は迫力満点です。
おすすめの視聴フロー
- 新アニメ(2011年版)を第1話から見る。
- 第58話(旅団編終了)まで見たら『緋色の幻影』を見る。
- 第75話(GI編終了)まで見たら『ラストミッション』を見る。
- そのままキメラアント編(第76話〜)へ突入する。
この順番で見れば、作画や声の違和感なく、ハンターハンターの世界に没入し続けることができます。
旧アニメファンも楽しめる?映画の評価
もちろん、旧アニメ(フジテレビ版)のファンの方でも、映画自体は楽しむことができます。
特に『緋色の幻影』は、原作でも描かれていないクラピカの過去編という強いフックがあるため、新アニメを見ていなくても見る価値は十分にあります。
ただし、旧アニメ特有のダークで重厚な雰囲気を期待すると、少し「明るい」「ヒーローものっぽい」と感じるかもしれません。
そこは「別物」として割り切って楽しむのが、劇場版を楽しむコツと言えるでしょう。
特典「0巻」と映画の関係!クラピカ追憶編とは?
『緋色の幻影』の公開時に、入場者特典として配布された伝説の漫画「HUNTER×HUNTER 0巻」。
この0巻の内容こそが、映画のストーリーの根幹を成しています。
映画の元ネタになった「クラピカ追憶編」の内容
0巻に収録された「クラピカ追憶編」は、冨樫先生が描き下ろした読み切り漫画です。
クルタ族が虐殺される少し前、幼いクラピカが外の世界に憧れ、親友パイロと共に試験を受ける様子が描かれています。
- 幼少期のクラピカ: 活発で好奇心旺盛。
- パイロ: 目と足が不自由だが、クラピカの良き理解者。
- 外界への出発: 二人が交わした約束。
このエピソードが、なぜクラピカが旅団をあれほど憎むのか、そして「緋の目」を取り戻すことに固執するのか、その悲しい理由を補完しています。
映画と漫画でのストーリーの違い
映画『緋色の幻影』は、この追憶編をベースにしつつ、映画オリジナルの「オモカゲ」という敵キャラを加えて話を膨らませています。
そのため、0巻の内容=映画の内容そのものではありません。
- 0巻: あくまで「過去」の出来事のみを描いたもの。
- 映画: 「現在」のクラピカたちが、過去の幻影(オモカゲ)と戦う物語。
0巻の内容は映画内の回想シーンとして登場しますが、一部演出が異なったり、カットされている部分もあります。
真の「正史」を知りたい場合は、やはり漫画版の0巻(現在は電子書籍等で読める場合あり)を読むのがベストです。
今から0巻の内容を読む方法は?
「映画特典なんてもう手に入らないじゃん!」と思った方、ご安心ください。
現在、この「クラピカ追憶編」は、電子書籍版やジャンプ+などのアプリで配信されていることがあります。
また、単行本には未収録の状態が続いていましたが、一部の総集編やファンブック等で補完できる情報もあります。
映画を見る前にこの「追憶編」を読んでおくと、クラピカとパイロのシーンでの号泣度が3倍くらいになりますので、ぜひ探して読んでみてください。
ハンターハンター映画を見るのにおすすめの配信サービス
映画2作品を自宅で見るなら、動画配信サービス(VOD)を利用するのが一番手軽でお得です。
アニメ本編も合わせて見られる、相性の良いサービスを紹介します。
アニメも映画も漫画も網羅できる「U-NEXT」
最もおすすめなのは、国内最大級のサービス「U-NEXT」です。
- メリット: アニメ全話(新旧)と劇場版2作が見放題の時期が多い。
- 漫画: 毎月もらえるポイントで、原作漫画や関連書籍を購入できる。
- 無料期間: 31日間の無料トライアルがある。
「映画を見たら原作の続きが読みたくなった!」という時に、ポイントを使ってすぐに漫画を読めるのが最強の強みです。
0巻の内容を探す際も、電子書籍コーナーが役立ちます。
日テレ系アニメに強い「Hulu」
ハンターハンター(2011年版)は日本テレビ系で放送されていたため、日テレ運営の「Hulu」とも相性が抜群です。
- メリット: 2011年版アニメと劇場版の配信が非常に安定している。
- 操作性: アプリが使いやすく、テレビの大画面でも見やすい。
海外ドラマやバラエティも充実しているので、アニメ以外も楽しみたい方にはHuluが適しています。
安定した画質で、キメラアント編などの長編を一気見するのに最適です。
コスパ重視でアニメ特化なら「DMM TV」
とにかく安くアニメを見たい!という方には、「DMM TV」が急上昇中のおすすめサービスです。
- メリット: 月額550円(税込)という驚異の安さ。
- ラインナップ: 新作アニメから懐かしの名作まで、アニメ作品数がトップクラス。
無料トライアルも30日間あるため、期間中に映画2本とアニメの主要回を一気見してしまえば、実質タダで楽しむことも可能です。
学生さんや、サブスク代を節約したい方にぴったりの選択肢です。
映画オリジナルの見どころと楽しむポイント
最後に、原作にはない映画ならではの楽しみ方や、注目すべきポイントを紹介します。
「原作至上主義」の方も、ここを注目すれば映画をより楽しめるはずです。
豪華ゲスト声優と主題歌(ゆず)
劇場版ハンターハンターには、俳優やタレントがゲスト声優として参加しています。
- 緋色の幻影: 藤木直人(オモカゲ役)、川島海荷(パイロ役)
- ラストミッション: 中村獅童(ジェド役)、天野ひろゆき、山本美月
特に藤木直人さんの演じるオモカゲや、中村獅童さんのジェドは、プロの声優に引けを取らない迫力ある演技で、キャラクターの魅力を引き立てています。
また、主題歌は2作とも人気デュオ「ゆず」が担当しており、疾走感のある楽曲(REASON、表裏一体)がバトルの高揚感を高めてくれます。
原作ではありえない「ドリームマッチ」
映画の醍醐味といえば、本編では実現しなかったキャラクター同士のバトルです。
『緋色の幻影』では、人形として蘇ったウボォーギン vs ノブナガのような、旅団同士の夢の対決が見られます。
また、ヒソカが一時的にゴンたちと共闘するシーンなど、「もしも」の展開が盛りだくさんです。
「強さ議論」が大好きなファンにとっては、考察材料が増える楽しい要素と言えるでしょう。
クラピカやキルアの「ヒロイン」力
ファンの間でよく言われるのが、映画におけるクラピカとキルアのヒロイン力(守られ力)の高さです。
『緋色の幻影』では目を奪われて弱ったクラピカをゴンとキルアが守り、『ラストミッション』では闇に落ちそうなゴンをキルアが必死に支えます。
特にキルアのゴンに対する感情の重さ(愛)は、映画版でさらに強調されています。
キャラクター同士の関係性や絆(カプ要素含む)を楽しみたい方には、映画版は供給過多なほどの神コンテンツとなっています。
【Q&A】ハンターハンター映画に関するよくある質問
記事のまとめの前に、ハンターハンターの映画に関してよくある疑問をQ&A形式で解消しておきましょう。
Q. ハンターハンターの映画は公式(正史)ですか?
A. 完全な正史ではありませんが、重要な設定を含みます。
基本的にアニメ映画は「パラレルワールド」として扱われることが多いですが、『緋色の幻影』のクラピカの過去(パイロとの話)に関しては、原作者のネームが元になっているため「正史」と考えて差し支えありません。現代での出来事はパラレルと捉えるのが無難です。
Q. Netflixでハンターハンターの映画は見れますか?
A. 時期によりますが、配信されていないことも多いです。
Netflixでもアニメ本編は配信されていますが、劇場版2作に関しては配信契約の状況により見られない期間があります。確実に今すぐ見たい場合は、U-NEXTやHulu、DMM TVなどをチェックするのが確実です。
Q. 劇場版第3作目の公開予定はありますか?
A. 現時点では発表されていません。
2013年に2作公開されて以降、新しい映画の制作発表はありません。しかし、原作漫画が連載再開したり、暗黒大陸編のアニメ化が決まったりすれば、新たな劇場版が企画される可能性はゼロではありません。期待して待ちましょう!
まとめ
今回は、『HUNTER×HUNTER』の映画を見る順番と、時系列の詳細について解説しました。
本記事のまとめ
- 見る順番: 『緋色の幻影』 → 『The LAST MISSION』の公開順がおすすめ。
- 時系列: 『緋色』はヨークシン編の後、『ラスト』はGI編の後。
- ポイント: 2011年版アニメの世界線で作られているため、アニメ予習が必須。
ハンターハンターの映画は、単なるアクション映画ではなく、キャラクターの過去や内面に深く切り込んだ作品です。
特にクラピカファン、キルアファンにとっては、彼らの「弱さ」や「優しさ」に触れられる貴重な物語となっています。
まだ見ていない方は、ぜひU-NEXTやHulu、DMM TVなどの無料トライアルを活用して、この週末に一気見してみてはいかがでしょうか?
アニメ本編とはまた違った、スクリーンの向こう側の冒険があなたを待っていますよ!


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