ハンターハンターに登場する暗殺一家ゾルディック家の次男、ミルキ。
巨漢のオタクというインパクトのある見た目ですが、実は物語の重要な局面で影の立役者となっていることをご存知でしょうか。
キルアに刺された過去や、意外な天才ぶりなど、ミルキの知られざる魅力に迫ります。
この記事でわかること
- ミルキの念能力とハッカーとしての天才的な実力
- 「痩せたら絶対にイケメン」と言われる理由と根拠
- キルアとの歪んだ兄弟愛やゾルディック家での立ち位置
ただの引きこもりではない、ハンターハンターの世界を裏から支えるミルキの深淵なる情報を整理してお伝えします。
ミルキ=ゾルディックの基本プロフィールと性格

ハンターハンターに登場するミルキは、伝説の暗殺一家ゾルディック家の次男です。
長髪のオールバックに肥満体型という強烈なビジュアルですが、その内面は非常にプライドが高く、執念深い性格をしています。
暗殺者でありながら重度のオタク
ミルキの最大の特徴は、一流の暗殺者としての教育を受けながら、フィギュアやゲームを愛するオタクであるという点です。
彼の部屋は美少女フィギュアやパソコン機材で埋め尽くされており、殺しの依頼も「フィギュアを買う資金稼ぎ」として捉えています。
- 外出を極端に嫌い、実家からリモートで仕事をこなす
- 最新のゲームやレアなフィギュアのためなら巨額を使う
- ターゲットの殺害方法にも自分の趣味を持ち込む
この独特なライフスタイルは、ストイックな父シルバや祖父ゼノとは対照的で、ハンターハンターファンの間でもネタにされ愛されています。
執念深さと残忍な一面
一見するとコミカルなキャラクターに見えますが、ミルキは紛れもなくゾルディック家の人間です。
自分を舐めた相手には容赦せず、拷問や殺害を楽しむ残忍さを持っています。
| 対象 | ミルキの態度 |
| 一般人 | 殺しても何とも思わない |
| キルア | いつか復讐してやると執着している |
| 両親 | 頭が上がらないが、交渉はする |
特に、家出したキルアに脇腹を刺されたことを深く根に持っており、隙あらば仕返しをしようと企んでいます。
頭脳明晰だが身体能力は兄弟最弱?
ミルキはシルバから「頭の出来はいい」と評価されていますが、身体能力に関しては他の兄弟に劣ると言われています。
長男イルミや三男キルアのような超人的な体術は見せませんが、それを補う技術力があります。
- ハッキング技術は世界トップクラス
- 暗殺用の小型爆弾を発明する開発力
- 情報収集能力に長けている
ハンターハンターの世界では、武力だけでなく情報の価値も高いため、ミルキは家業において欠かせない存在となっています。
ミルキとキルアの複雑すぎる兄弟関係

ハンターハンターの主人公の一人であるキルアと、兄であるミルキの関係は非常に険悪です。
しかし、完全に断絶しているわけではなく、利害が一致すれば協力することもある奇妙な距離感です。
キルアに刺された過去のトラウマ
物語開始前、キルアがハンター試験を受けるために家出をした際、邪魔をしたミルキは脇腹を刺されました。
この事件はミルキにとって最大の屈辱であり、登場初期はキルアへの殺意すら滲ませていました。
- 「あいつはオレが殺る」と公言していた
- 帰宅したキルアを拷問部屋で痛めつけた
- しかし、実力差を理解しており直接対決は避けている
この「刺された兄」というポジションが、ミルキの情けなさと人間臭さを強調しています。
取引に応じるビジネスライクな関係
仲が悪いと言いつつも、キルアが情報を求めて連絡してきた際は、見返りを条件に協力しています。
グリードアイランドのセーブデータ解析など、キルアにとってもミルキの技術は頼りになるものです。
- 「バーター(交換条件)」を提示して情報を渡す
- キルアの無茶振りにも文句を言いながら対応する
- 「ブタくん」と呼ばれて激怒するのがお約束
このやり取りは、ハンターハンターの中でも特に兄弟喧嘩のリアルさを感じさせるシーンです。
アルカ(ナニカ)を巡る協力体制
選挙編において、アルカの能力のルールを解明するために、ミルキが重要な役割を果たしました。
キルアを出し抜こうとしつつも、結果的に彼の目的をサポートする形になることもあります。
| 状況 | ミルキの行動 |
| ルールの検証 | 一般人を使って実験を行う |
| シルバへの報告 | ナニカの危険性を論理的に説明 |
| キルアの監視 | カメラを通じて動向をチェック |
ミルキなりに家族の安全や秩序を考えて動いていることが分かるエピソードです。
ミルキの念能力と戦闘スタイルを考察

ハンターハンターの公式データブックによると、ミルキの念系統は「操作系」に属しています。
作中で本格的な戦闘シーンはありませんが、彼の性格や行動からその能力の片鱗が見えてきます。
操作系能力者としての資質
理屈っぽく、マイペースで、物事を自分の思い通りに進めたいミルキの性格は、まさに操作系の特徴そのものです。
他者を直接操るよりも、道具や機械を操作することに特化していると考えられます。
- ヒソカのオーラ別性格診断「理屈屋・マイペース」に合致
- パソコンや機械いじりが得意という特性
- 自分が動くよりも遠隔操作を好む
もしミルキが本気で戦うなら、ドローンやロボットを駆使した近代的な戦闘スタイルになるでしょう。
蚊を使った爆弾テロの実行
ミルキの発明品として有名なのが、蚊に偽装した小型爆弾です。
これをターゲットに止まらせて爆破するという手口は、暗殺者らしい陰湿さと技術力の高さを証明しています。
- 遠隔操作でターゲットに接近させる
- 証拠を残さずに殺害が可能
- 念能力ではなく科学技術で作られている可能性が高い
この発明により、ミルキは家にいながらにして世界中の人間を殺せる力を手に入れています。
念能力を使わない理由とは
これだけの才能がありながら、なぜミルキは作中で派手な念能力を披露しないのでしょうか。
それは、彼にとって「念」はあくまでツールの一つであり、フィギュアやゲームと同列の手段に過ぎないからかもしれません。
- 肉弾戦をする気がないため、強化する必要がない
- ハッキング技術だけで十分な成果を出している
- 面倒くさがりな性格が修行を遠ざけている
しかし、ゾルディック家の人間である以上、隠された強力な能力を持っている可能性は十分にあります。
ミルキは痩せたらイケメン?ファンの間で囁かれる説

ハンターハンターファンの間でまことしやかに囁かれているのが、「ミルキ痩せたら超イケメン説」です。
ゾルディック家の遺伝子の強さを考えれば、この説にはかなりの信憑性があります。
ゾルディック家の美形遺伝子
父親のシルバ、母親のキキョウ、そして兄弟のイルミ、キルア、カルトは全員が整った容姿をしています。
同じ血を引くミルキだけが不細工であるとは考えにくく、脂肪の下には美形が隠されているはずです。
- 目鼻立ちは実は整っている
- 髪質はシルバ譲りのサラサラヘア
- 黒髪の長髪はイルミと共通している
実際に、ファンアートなどでは痩せたミルキが描かれ、「キルアに似ている」「イルミより男らしい」と話題になることがあります。
母親キキョウに似ている顔立ち
ミルキの顔立ちをよく見ると、母親であるキキョウ(素顔)に似ている部分が多いと言われています。
特に切れ長の目や鼻筋は、母親譲りの美形要素を感じさせます。
| パーツ | 特徴 |
| 目 | 鋭く、知性を感じさせる |
| 髪 | 黒髪ロングで手入れが行き届いている |
| 肌 | 引きこもりのため色白 |
もしダイエットに成功すれば、ハンターハンター界でもトップクラスの美男子になるポテンシャルを秘めています。
あえて痩せない理由を考察
では、なぜミルキは痩せようとしないのでしょうか。
それは、彼にとって「見た目」よりも「食欲」や「快適な生活」の方が優先順位が高いからです。
- お菓子やジャンクフードを食べるのが幸せ
- 運動をするのが大嫌い
- 今の自分にコンプレックスを感じていない
この堂々としたデブキャラとしての在り方も、ミルキの魅力の一つと言えるでしょう。
ミルキの天才的なハッカー技術と功績
ハンターハンターの世界において、ミルキのハッキング技術はトップレベルに位置しています。
ハンターライセンスを持つプロハンターでさえ入手できない情報を、彼は自室から容易く引き出します。
ヨークシン編でのオークション介入
ヨークシンシティ編では、父シルバと祖父ゼノのサポート役として、マフィアの口座をハッキングしました。
十老頭の依頼金の振込を確認するなど、裏方として完璧な仕事をこなしています。
- 世界中のセキュリティを突破できる腕前
- キルアのハンターライセンスを担保に大金を借りる度胸
- 情報戦においてゾルディック家を優位に立たせる
暗殺という物理的な暴力だけでなく、電子的な攻撃もできる点がゾルディック家の強みです。
グリードアイランドの入手経路
入手困難なゲーム「グリードアイランド」を、ミルキは自身の技術と財力(シルバとの取引)で手に入れました。
正規のルートだけでなく、裏サイトやハッキングを駆使して情報を集める執念は凄まじいものがあります。
- 懸賞金のかかった情報を解析して資金を作る
- 父親に頼み込んで大金を用意させる交渉術
- 入手後はしっかりとゲームをプレイして解析
結果的にキルアにデータを奪われる形にはなりましたが、ゲームを入手した実行力は評価されるべきです。
ゾルディック家のセキュリティ担当
ゾルディック家の広大な敷地や屋敷のセキュリティシステムは、ミルキが管理している可能性が高いです。
監視カメラの映像チェックや、外部からの侵入者対策など、彼の技術が家の守りを固めています。
| 役割 | 内容 |
| 監視 | 執事室や敷地内のカメラ映像の管理 |
| 通信 | 家族間の連絡網の整備 |
| 解析 | 持ち込まれた未知の物品の分析 |
ミルキがいるからこそ、他の家族は安心して外の仕事に出かけられるのです。
グリードアイランド編でのミルキの活躍
グリードアイランド編は、キルアとゴンの成長物語ですが、そのきっかけを作ったのはミルキでした。
彼がゲームを落札し、持ち帰ったことで、物語が大きく動き出しました。
伝説のゲームをプレイするオタクの鑑
ミルキは入手したグリードアイランドを実際にプレイしましたが、クリアすることはできませんでした。
しかし、ゲームの中でスナック菓子を食べながらダラダラ過ごす姿は、妙な親近感を読者に与えました。
- ゲーム内でも現実と同じように太っていた
- 攻略よりも観光やレアアイテム収集を楽しんでいた可能性
- 難易度の高さにあっさり見切りをつける潔さ
「命がけのゲーム」であっても、彼にとってはただの娯楽の一部だったのかもしれません。
キルアへのデータ提供とセーブデータ
キルアがゲームに参加する際、ミルキが残したセーブデータ(メモリーカード)が重要な手がかりとなりました。
彼が解析したデータがあったからこそ、キルアたちはゲームの仕組みを早く理解できたのです。
- ゲームの基本ルールを把握していた
- セーブデータのコピーや解析を試みていた
- 間接的にゴンとキルアの修行を助けた
意図的ではありませんが、ミルキは弟たちの成長に大きく貢献しています。
バッテラ氏との入札バトル
ヨークシンのオークション会場には行かずとも、ネットを通じてグリードアイランドの競売に参加しようとしていました。
大富豪バッテラ氏に資金力で負けた悔しさが、その後の執念(父親への借金)に繋がっています。
- 自分の全財産を投げ打っても欲しいという熱意
- 買えないなら盗む、殺すではなく「親に頼む」という選択
- オタクとしての意地を見せたエピソード
ここでも「欲しいものはどんな手を使っても手に入れる」というゾルディック家の教えが守られています。
ミルキと母親キキョウの蜜月関係
家族の中で孤立しがちなミルキですが、母親であるキキョウとは非常に良好な関係を築いています。
お互いに「機械好き」「執着心が強い」という共通点があり、気が合うようです。
マザコン疑惑と母親からの寵愛
キキョウはキルアを溺愛していますが、言うことを聞くミルキのことも可愛がっています。
ミルキもまた、母親の頼みであれば快く引き受けることが多く、一種のマザコン的な側面が見えます。
- 「ママ」と呼んで甘えるシーンがある
- キルアへの拷問を母親と一緒に見守る
- 母親の狂気的な愛情を理解し、共感している
この母子の結びつきは、ゾルディック家の中では比較的安定した関係性と言えます。
映像機器を通じたコミュニケーション
キキョウのバイザー(電子義眼)から送られてくる映像を、ミルキがモニターでチェックするという連携プレイが見られます。
技術的なサポートをミルキが行い、現場でキキョウが動くという役割分担です。
| キャラ | 役割 |
| キキョウ | 情報の収集・現場での監視 |
| ミルキ | 映像の解析・データの保存 |
この二人が組むと、ゾルディック家の監視網は鉄壁となります。
父親シルバからの評価と取引
一方で、父親シルバに対しては畏怖の念を抱いており、対等な関係ではありません。
しかし、「ビジネス」の話であればシルバもミルキの要求を聞き入れる柔軟さを持っています。
- 「15人の殺害と引き換えに金を貸す」という契約
- ミルキの能力を正当に評価し、利用している
- 叱責されると縮み上がるが、計算高い一面も忘れない
ミルキは家族の中で、最も「損得勘定」で動いている人間かもしれません。
声優から見るミルキの魅力(アニメ版)
アニメ版ハンターハンターにおけるミルキの声優の演技も、彼のキャラクターを際立たせています。
憎たらしくもどこか憎めない声色が、ミルキの存在感を高めています。
1999年版(フジテレビ版)の特徴
旧アニメ版では、石塚運昇さんがミルキを演じました(なんと父親のシルバ役との兼任などもありましたが、クレジットでは別人)。
非常に渋く、ドスの効いた声でありながら、オタク特有の早口や興奮した演技が見事でした。
- 暗殺者としての怖さが強調されている
- キルアに対する威圧感がある
- コミカルなシーンとのギャップが面白い
旧作ファンからは「貫禄のあるミルキ」として愛されています。
2011年版(日本テレビ版)の斉藤貴美子さん
現在主流の2011年版アニメでは、女性声優の斉藤貴美子さんが担当しています。
高めの声でヒステリックに叫ぶ演技が、ミルキの幼稚さや精神的な未熟さを完璧に表現しています。
- 「ブタくんって言うなー!」の叫びがハマり役
- お菓子を食べながら喋る演技がリアル
- マザコンっぽさが声に出ている
女性が演じることで、巨漢でありながらどこか子供っぽいミルキの特徴が強調されました。
U-NEXTやHuluでの視聴のススメ
ミルキの活躍や、声優による名演技を確認したい場合は、動画配信サービスがおすすめです。
特にヨークシン編や選挙編での早口でまくし立てるシーンは必見です。
| サービス | 特徴 |
| U-NEXT | アニメ全話を高画質で視聴可能 |
| Hulu | ゾルディック家登場回を検索しやすい |
| DMM TV | アニメに特化しておりコスパが良い |
彼が登場するシーンだけをピックアップして見ると、物語の裏側がより深く理解できます。
ハンターハンターのミルキに関するQ&A
ここでは、ハンターハンターのミルキについてよく検索される疑問に、Q&A形式で回答します。
Q:ミルキの懸賞金や強さはどれくらいですか?
A:ミルキ個人の懸賞金額は公表されていませんが、ゾルディック家の一員であるため、億単位の価値があると考えられます。戦闘力に関しては、旅団やヒソカには遠く及びませんが、一般の念能力者よりは強いでしょう。しかし、彼の真価は戦闘力ではなく、暗殺技術と情報収集能力にあります。
Q:ミルキは最終的に死亡しますか?
A:現時点(最新話まで)でミルキは生存しています。ゾルディック家の屋敷で、相変わらずフィギュアに囲まれながら、キルアやアルカの動向を監視しています。物語の展開上、彼が前線に出て戦死する可能性は低いですが、家督争いやイルミの暴走に巻き込まれるリスクはゼロではありません。
Q:ミルキとカルト(末っ子)の仲はどうですか?
A:作中でミルキとカルトが直接会話するシーンはほとんどありません。しかし、カルトが幻影旅団に入った際、兄であるキルアを取り戻そうとしている描写がある一方で、ミルキに対して特別な感情を抱いている様子はありません。おそらく「お互いに無関心」な関係であると推測されます。
Q:ミルキが作った「蚊の爆弾」はどこで登場しましたか?
A:原作の序盤、ゾルディック家へ向かう道中でゼブロ(門番)の話の中や、設定解説として登場します。また、キルアの回想シーンなどで、ミルキの発明品としての優秀さが語られています。実際に戦闘で使用された詳細な描写はありませんが、彼の技術力の高さを象徴するアイテムです。
Q:ミルキのモデルになった人物はいますか?
A:公式には明言されていませんが、その容姿やオタク趣味から、典型的な「ギーク(技術オタク)」のイメージを具現化したキャラクターだと思われます。冨樫先生自身がゲーム好きであるため、作者の趣味が反映されたキャラクターの一人かもしれません。
まとめ
今回の記事では、ハンターハンターの陰の実力者、ミルキ=ゾルディックについて徹底解説しました。
- ミルキは操作系の念能力者であり、世界屈指のハッカーである
- 痩せたら母親譲りの美形になる可能性が高いが、本人は食欲優先
- キルアとは犬猿の仲だが、ビジネスライクな協力関係にある
「ただのデブキャラ」だと思って見ていると、彼の優秀さや物語への貢献度を見落としてしまいます。
ミルキがいるからこそ、ゾルディック家は現代社会でも最強の暗殺一家として君臨できているのです。
次にアニメや漫画を見返す際は、ぜひミルキの部屋にあるフィギュアや、彼が食べているお菓子にも注目してみてください。
ハンターハンターの細かすぎる設定の面白さが、そこには詰まっています。
U-NEXTなどの配信サービスで、ミルキの初登場シーンから見直してみるのも一興ですよ。


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